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2015.10.30歯磨き  変法編

ヨーグルト歯磨きで歯周病を防ぐ

ヨーグルト歯磨きとは、名前の通り歯磨きの仕上げにヨーグルトで歯を磨く方法です。

これにより、口内細菌が減少し、乳酸菌が悪玉菌の繁殖を抑制することによって効果が出ると言う方たちがおいでです。

広島大学大学院医歯薬学総合研究科の二川浩樹教授は、乳酸菌の一種であるロイテリ菌に歯周病や虫歯の予防効果があると発表しました。

臨床試験では、学生25名に「ロイテリ菌入りのヨーグルト」を2週間にわたり摂取させ、細菌検査を実施。

この結果、唾液中の虫歯菌は約80%、主な歯周病菌4種は約40~80%減少したことが確認されました。

したがって、ロイテリ菌は歯周病や虫歯の予防に効果的であると考えられています。

また、歯周病の原因となる虫歯菌の中でも、最も病原性が高いものがジンジバリス菌です。

LS1という乳酸菌には、このジンジバリス菌を殺菌する効果があります

。LS1とジンジバリス菌を一緒に培養すると、1日以内でほとんどの歯周病菌が消滅したという実験結果が出ています。

でも、この方たちは、歯ブラシをした後に、ヨーグルトで歯を一本一本磨く事をいっています。結局は、歯ブラシをしましょうということです。

お口の中で、特異的に一部の細菌が減少したら、そこで、増えてくる細菌については、何も検証されていません。菌交代減少でもっと体に有害な菌が増えたら大変です。

ヨーグルトを食べて、歯ブラシをしっかりとしたらいかがでしょうか。

ただし、ヨーグルトは、無糖のものに限られます。

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